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kazuNETの追憶 https://twitter.com/kazu51311101

中央大学に通う大学生のブログです。(笑)気楽にアクセスしてくださいね。

すれ違う人々

雨の中、東京郊外を歩いていると無数の人とすれ違う。しかし、私は人とは見てはいなかった。人ではなく歩く機械のように見てしまっていた。なんでもそうだ、私は全く関係のない人に対して数値化したり感情を失う。私はただ数値化した物体が道を歩いているとしか思っていなかった。

しかし、私の価値観が変わる出来事があった。普段通り道を歩いていると母親と子供が横断歩道を歩いていた。私はその親子も数値化してただの物だと識別していた。だが、その時、子供がハンカチを落とした。そしてそのまま通り過ぎようとしていたのである。ヒューマンエラーが起きた。私は今まで機械だと思ってすれ違っていた人が何らかの変化を起こすことに困惑した。そして落としたハンカチを拾って母親に手渡した。すると母親と子供が満面の笑みで「ありがとう」と言ってくれた。その時命が宿った。「機械なのは私だ。」

私は親子を見ながら生きるのも悪くないのかも、とその時、「ふと」思った。